2012/11/19

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q感想。2【ネタバレ】

本日、間違えて予約してしまったため昨日見たヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを
もう一度見てきましたので、昨日は気付かなかった点を記載しておきます。

・綾波ユイは自ら進んで、コアに直接入っていった
 それはエヴァを制御するためのシステムとなるため。
・インフィニティとはサードインパクト時に進化の過程で生まれた
 新生物であり、街中やドグマ途中にあったのはそのなり損ない。
・サードインパクト後の地表は所々に十字架、エヴァのような巨人
 後ろには回転している十字で方眼のようになった青い天体、
 カリン塔のような柱の上に逆四角錐の建造物が建っていた。
 また、破の最後のような十字に裂けた地面もあった
・渚カヲルが「第一使徒である僕が十三番目に落とされるとはね」と
 言っていた。
・アヤナミレイへの本当の命令は第13号機が槍を抜いたあと、
 Mark6の首を刎ねることだった。そうすることでMark6内にいた
 使徒を解放。槍を抜いた第13号機に融合させ、インパクトを起こす。
・サードインパクトの爆心地はセントラルドグマ内、中には倒れて首のない
 リリス、Mark6、大量のエヴァ大の頭蓋骨があった。そのリリスのものと
 思われる首はNERV本部内の別の場所にあった。それは綾波レイの顔を
 しており、液体が流れていた。
・サードインパクト後、リリスの結界により14年間、ドグマには入れなかった。
 それを突破するためにタンデムの第13号機が作られた。
・渚カヲルはドグマにはロンギヌスとカシウスの槍があり、それを使うと
 世界はやり直せると思っていたが、実際にあったのは二本とも
 ロンギヌスの槍だった。そのすり替えはゲンドウによるもので、
 ロンギヌスを抜かざるを得ない状況にし、シンジが槍を抜き、
 カヲルが使徒認定、首輪が作動した。ということはその槍のうちの
 一本がカシウスであれば、カヲルは使徒認定されなかった。
・第13号機が白くなったあと、アスカが「疑似シン化形態を越えている」と
 言っていた。
・疑似シン化形態を越えた第13号機が上空へ上がったあと、ものすごい早さで
 ガフの部屋が開いていった
・ゲンドウがゼーレに「我々人類に文明を与えてくれたことを感謝します」と
 言っていた。またゼーレは肉体を捨て、永遠の命を得るためにモノリス化した。
・二本のロンギヌスを抜いたあと、リリスは体も頭もLCL化した。
・二本の槍を持ち帰るには二つの魂が必要だった。アヤナミレイは魂の場所が
 違うので、渚カヲルと碇シンジが必要だった。
・Mark9は全身がコアだった。
・冬月が「今度は第13号機を使うつもりか」と言っていた。
・シンジはインパクトのトリガーとなりうる存在。
・当初Mark6は渚カヲルが操縦していたが、ドグマにおろす際に自立タイプに移行。
 そのとき渚カヲルは搭乗していなく、ドグマにも行かなかった
・綾波ユイの写真の中で、右下の女性は丸いメガネにアスカのような髪型だった。
・渚カヲルが爆死時「また会えるよ」と言っていた。

以上のことから、自分が考えたのは、、、

破の直後、Mark6のカシウスの槍投擲により、破のインパクトは収まった。
その後、初号機は凍結、綾波レイの魂のみサルベージ後、衛星軌道に打ち上げ。
NERVスタッフは拘束の上、ゲンドウと冬月以外監禁。脱走後ヴィレ結成。
Mark6は自立タイプに移行し、セントラルドグマに降りて、レイの中にあった
リリスの魂をリリスに返還、ニアサードインパクトが始まる。人類の魂が
ガフの部屋に集合し、新生物インフィニティが生まれ始めたところで、
二本のロンギヌスにより、リリスの活動停止、首を落とし、NERV内へ
リリスは結界を展開し、セントラルドグマ封印。
ここまでをヴィレスタッフは碇シンジのせいだと勘違いし、恨んでいる。
自分たちは監禁されていたため無事だが、家族やその他の人々はニアサード
により、いったん死亡。魂は現在ガフの部屋へ。
その後はヴィレ、ヴンダーを建造。NERV、第13号機を含むエヴァを製造。
Qの冒頭へ
という流れではないかな。

Qのポイントは、
・綾波ユイがやっぱり初号機の中にいること、もしくは他のすべてのエヴァの
 制御システムに綾波ユイの魂が関与していること
・渚カヲルがアダムではなく第一使徒であるということ。第一から13番目に
 落とされるということは降格であるということ、また13番目の使徒は
 元々はいなかったということ
・エヴァの呪縛にかかると年を取らなくなるということ
・アスカとシンジは人間ではないということ
・マリがアヤナミレイのオリジナルを知っているということ
・Mark9かアヤナミレイがアダムの入れ物であること
・槍を持ち帰るには魂が必要ということ。またクローンとカヲルシンジは魂の
 ある場所が違うということ
ですかね。

まだまだ辻褄は合わないけど、取り合えず今はそういうことで。

 

2012/11/18

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q感想。【ネタバレ】

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序と:破でエヴァ熱が再熱してきた僕は
このヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qをとても楽しみにしていました。

思えば14歳で、このアニメと出会い、自分の人格形成に大きく寄与した
このエヴァンゲリオンという作品は自分の中でとても特別で、また、
そのラストは自分の死生観にとても影響を与えた特別なものでした。

だからこそこの新劇場版シリーズもまた自分の中では特別であり、
また生きる希望でもありました。

序はまぁ焼き直しだけど、映像も綺麗になったし、保存するにはいいな。
破はおぉこういう描き方もあるのか、なるほど。ものすごいカタルシスだ。
という感想を持ち、さぁ新展開のQ。
起承転結でいえば急、序破急でいっても急。
とても楽しみに雨の中、劇場に向かいました。
結果、、、、


失望。
何が失望ってこれを映画作品として発表したことがショックで悲しくなりました。
内容は序や破の40分分くらいの内容。薄い。薄過ぎる。

ネタバレになりますが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qとは、
衛星軌道上の初号機シンジレイを回収
→新組織ヴィレの新兵器ヴンダー起動
→みんなシンジを拒絶
→シンジNERVへ逃亡
→渚カヲルとの出会い
→ピアノの連弾
→タンデム13号機でセントラルドグマへ
→槍2本を抜く
→フォースインパクト発動
→カヲル死亡及びプラグ射出
→ガフの部屋閉じる
→アスカシンジレイで歩き出す
→終了

しかも舞台は破より14年後。新しい組織、新キャラ多数で、
その空白の14年間の説明はなし。
だからまるでエヴァではない違うアニメを見ているようでした。
違う。これは違う。
ただ、これが次回の完結編に続く布石のためのあえての演出なら
それはもう庵野監督とスタジオカラーに完敗、一生ついていきます
ですが、さてこの状況から90分や150分で大団円を迎えることが
出来るのでしょうか。

ちなみに次作完結編は「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」
誤植ではありません。
そうヱヴァンゲリヲン表記からエヴァンゲリオンに戻っています。
気になりますね、この意味。
また最後の記号はそのままでは楽譜内の繰り返し記号ですし、
:を序や破と同じ意味でとるなら楽譜内の終わりの記号になります。
ダブルミーニングです。この辺はものすごいエヴァっぽいですね。

まぁ楽しみではないといえば、嘘になるのですが、若干の不安を抱えたまま
完結編を待ちたいと思います。
公式サイトには2013年公開予定となっていますが、噂ではQと同時に制作を
していたから2013年早々には公開されるんじゃないかという話もあります。
あと1ヶ月半で2013年ですからね。その辺はサプライズを期待します。
では最後に今回のQまでの疑問と気になる単語を記載しておきます。

・衛星軌道上の初号機シンジレイ(誰が、いつ、何のために?)
・新組織ヴィレの名前の由来(WILL-Eという噂)
・新兵器ブンダーの出所(新開発?発掘?)
・アスカの左目(興奮時は青く発光する)
・ヴィレを襲った使徒の正体(通常の使徒ではなさそう)
・8号機の中身(元は何?誰が?いつ作った?)
・NERV本部のモザイク化されたロゴマーク
・黒いプラグスーツを着た綾波タイプのクローン(感情なし)
・渚カヲルの正体(第一使徒と自己申告あり)
・ゲンドウのバイザー(TV版のキールのようなもの)
・ヱヴァンゲリヲン13号機(タンデム、4つ目、素体は?)
・カシウスの槍(ロンギヌスとは別の新しい槍)
・綾波ユイ(名字変更、事故ではなくエヴァへの自発的融合)
・冬月の写真(中心にユイとシンジ、右下にアスカと同じ髪型でメガネの女性)
・NERV本部の状態(半壊、様々なギミックの場所)
・セントラルドグマの状態(Mark6、4つん這いのリリス、大量の大きな頭蓋骨)
・Mark6の内部にいた使徒(番号、由来不明)
・インパクトの条件(槍を抜き、使徒と13号機の融合により発動?)
・渚カヲルの勘違い(カシウスとロンギヌスではなく、2本ともロンギヌス)
・開くガフの部屋(あの赤い年輪模様がガフの部屋の入り口のよう)
・インパクトを止める渚カヲル(自分の意図とは違うインパクト)
・落とされるゼーレの電源(ゼーレは生身の人間ではなく、データ)
・すべてはこれでよいというキール(旧劇と同じ台詞)
・すべてが予定通りというゲンドウ(何がしたいのか)
・そして射出されたプラグから歩き出すアスカシンジレイ
・マリの正体(懐メロ歌う、ゲンドウくんと呼ぶ、終止余裕の表情)
・ネブカドネザルの鍵(一切出番なし)
・ADAMS(シンジアスカレイをアダムの入れ物とマリがつぶやく)
・ヱヴァンゲリヲン7号機、10号機、11号機の行方
・人類補完計画(ゲンドウの目指している状態は?)
・巨大レイの首(旧劇最後のシーンのものと酷似)
・クラスメイトや他の人類の所在
・セカンドインパクトの詳細
・月の棺(序時点でいくつか開封済み)
・ヱヴァンゲリヲンの建造方法とその素体
・アスカレイシンジカヲルマリの正体

ざっと書いた限り、これくらいの疑問が頭に浮かんできます。
疑問だらけ。完結編ではこれすべて解説してくれるのかね。
楽しみでもあり、不安でもあるヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの感想でした。

追記:
せっかくなので、私の新劇場版の予想も記載します。
まず旧劇とのループではありません。所々で見える繋がりっぽいものは
ミスリードを誘うえさであり、また旧劇からのファンへのサービスだと
思っています。でなければ再構築した意味がないし、新劇場版は続編とか
ではなく、それだけで一つの作品であって欲しいと思う願望もあるので、
基本的には世界観は同じでも世界は違うと思っています。

新劇場版で目に見えて違うのは、
・ADAMS
・真希波マリイラストリアス
・ネブカドネザルの鍵
・仮設五号機以降のエヴァ
・バチカン条約
・赤い海
・疑似シン化第一覚醒形態
・セカンドインパクトの描写 他

そのことから私が考えているのは、まずセカンドインパクトは
ADAMS4体およびリリスにより引き起こされた。バチカン条約で
一国のエヴァの所有を3体までに制限しているのは再びセカンド
インパクトが起こるのを阻止するための保険。正式なインパクトとは
リリスを生け贄に4体のアダムが何かしらの儀式を行うことで、
現存する主の生命を一掃。魂をガフの部屋に戻し、新たな生命を
創造後、ガフの部屋に戻った魂を割り振る。正式なサードインパクトも
またリリス側の生命1体とアダム側の生命4体での儀式が必要。
ただリリス側生命とアダム側生命1体ずつでもインパクトっぽいことを
起こすのは可能。
破では目覚めた初号機(リリス肉体)と綾波レイ(リリス魂)、
使徒(アダム肉体)と碇シンジ(アダム魂)がごっちゃになって
サードインパクトが発動しました。
Qでは13号機(リリス肉体と魂の欠片)と使徒(アダム肉体)、
カヲルとシンジ(アダム魂)がごっちゃになってサードインパクトが
発動しました。
仕組まれた子供とはシンジ、アスカ、マリ、カヲルの4人。この4人には
ADAMSの魂が入っており、マリとカヲルだけはセカンドインパクト時の
記憶も有している状態。今回もリリスの魂はレイに入ってるんじゃないかと
思います。ゲンドウの理想はリリスのレイとADAMSの4人によるセカンド
インパクトと同じ、正式なインパクトを起こしたいけれど、今のこの状態では
不可能なので、どうにかしてアダムとリリスの肉体と魂を手に入れたい。
そういう状況なんじゃないかなと思います。目的は旧劇と変わらず、ただ
ユイともう一度会いたいという一点。そうすれば序のカヲルの「また
3番目とはね、変わらないな君も」の発言も合点がいきます。というよりも、
そうでないと辻褄が合わなくなります。(ループ否定派のため)
ただ、Qの中で「槍さえあればやり直せる」という発言から、もしかすると
インパクトを起こすことで、新劇場版内のなかでループを起こすことは
可能なのかもしれません。
完結編では、ゲンドウがレイとネブカドネザルの鍵を使って、
インパクトを起こそうとする
→それを阻止するためにシンジアスカマリが駆けつける
→そこでクローンカヲル登場
→奇しくも正式なインパクト発動条件そろう
→ファイナルインパクト発生
→カヲルとマリがシンジのために犠牲となりインパクト中止
→アスカシンジレイは生き残りハッピーエンド
という流れはいかがでしょうか。

こういうこと考えてると、なんだやっぱりヱヴァンゲリヲンが
好きなんじゃんって思いますが、さてどうなることか。
完結編楽しみになってきました。不安はありますが、、、。

※ない頭で考えているので否定や指摘は優しくお願いします
 こうなればいいなって願望なので、あしからず

2012/11/07

ワンダーランド。

思えばこの世界はとても不思議なことばかりです。
人が生まれるということも、成長するということも、恋に落ちるということも。
実際は何もわかってはいない。
でもそれは当たり前のことだから、誰も不思議に思わない。

人と人が恋に落ちるってことなんて、実際はとても複雑なプロセスを
辿っていると思うんです。思うだけで、実際はどうかわかりませんが。